1603年

 マールワとベンガルの婚姻の期限が切れた。ベンガルは昔から変わらない婚姻関係は、また維持されるものと考えていた。ベンガルの行く末に暗雲が立ちこめる……

さ「ベンガルとの婚姻がきれたよー。すぐ外交官送る?」
p「あー、ほっとけ」
さ「え?……それってベンガルともう同盟も更新しないって事?」
p「その通り。ベンガルの陸軍技術力レベル4だって。こんな安穏としたアホ保護してやる必要ない」
さ「まぁ、インド統一するのにジャマなことはジャマだけど、次どこと同盟結ぶの?」
p「位置的にはペルシアがいいんだけどなぁ」
さ「いいじゃん、ペルシア。何が引っ掛かってるの?」
p「宗派が違うから関係悪くなる一方の気がすんだよね」
さ「同盟維持に金かかりそうだねぇ」
p「うん、いいや、バルチスタンとだけにゃんにゃんしてよう、属国だし」
さ「にゃんにゃんって……」
p「それよりさ、ムガールって最初からシーア派だったっけ?」
さ「んー、どうだろう。スンニ派だった気がしたけど」
p「いま見たらシーア派だったんだよね。永久大義名分ついてた」
さ「あら、暇だから攻めとく?」
p「そうだねぇ。植民者少ないし、いっちょ併合しとくか」
さ「あいさ」

 9月、わりとどうでもいいような同盟どうしよう会議から出た、ムガール遠征が開始された。オマーン、ヒジャースがムガールと同盟を結んでいたが、ムガールの悲鳴にも近い援軍要請を拒否し、保身に走った。

孤立無援のムガールの位置

p「包囲まだぁ?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チンチン」
さ「一万の兵で攻めましたが負けました」
p「相手六千じゃん。なんで負けるのかと……」
さ「まぁ、違う一軍を派遣してるから、交互にやってりゃその内包囲できるでしょ」
p「さくっと行きたかったんだけどねぇ」
さ「それよりもっと朗報があるの。うふふ」
p「……気持ち悪いよ」
さ「デリーが無礼な外交してきたですよ、奥さん!」
p「お前のキャラ付けは一体…」
さ「ムガールさくっと併合して、デリー攻めちゃいましょ♪」
p「…は、はい」

1604年8月

 マールワは予定通りデリーに宣戦布告をした。チャガタイハン国とウズベキスタンがデリーに加勢したが、ペルシアの領土に阻まれ実際的な意味では加勢できなかった。

p「ムガールの方はどうなってる?」
さ「いまはまったり包囲してるよー」
p「それじゃ、いっちょ気合い入れてデリー攻めるか!」
さ「あいさ」

1605年

さ「ムガール陥落したよー」
p「あいよ、それじゃ武力併合ね」
さ「BBレート非常に悪いになったよー」
p「…まぁ、大丈夫だろ」

1606年

 デリーの全ての州を落とし、長年の懸案であったデリーの北の2つの州を割譲させることに成功した。

和平後

p「よっしゃ!これでデリーも丸裸じゃ!」
さ「外征も一段落ついたし、しばらくは内政と植民だね」
p「……」
さ「土地の植民者ボーナスなくなったから、国内政策変えないとね」
p「……なんでお前が仕切ってるんだよ」
さ「えへっ」

1626年

さ「バルチスタンが援軍の要請してきたよー!」
p「ん?ペルシアに宣戦布告したんか?」
さ「そうそう、どうする?」
p「面倒臭い」
さ「…そんだけ?」
p「そう、そんだけ」
さ「もっと喋ろうよ?ね?」
p「久しぶりに電話してきた別れた彼女か」
さ「面倒だったからってすぐ切っちゃったんだよね」
p「違うよ、向こうが切ったんだよ」
さ「これ以上ないくらい不機嫌な声出して、切らせたんでしょうが(ワラ」
p「つーか、そんな話はどうでも良い。参戦要求は拒否シル」
さ「なんで?」
p「バルチスタン3千しか兵いないし、属国からのあがりも年に2.5D。俺が頑張って戦争してる最中に和平する可能性高いし、それだったら自分で宣戦するっつーの」
さ「なんで電話面倒だったの?」
p「そっちかよ!眠かったんだよ!こんちくしょう!!」
さ「人でなしだね」
p「……お前殺すぞ」

 当ての外れたバルチスタンは、8ヶ月で城を落とされ、ペルシアに武力併合された。

さ「にゃんにゃんしてたバルチスタンなくなっちゃったよ。どこと組む?」
p「ペルシア牽制するためにペルシアの向こうにあるウズベキスタンとでも結ぶかなぁ」
さ「宗派もおなじスンニ派だしね」
p「オスマントルコが強かったら良かったんだけどねぇ。未だに3州しかないし」
さ「となりのカラマンのほうが強そうだもんね」
p「んじゃ、ウズベキスタンで行くか」
さ「向こうの同盟主はカザフスタンだからそこに外交官送っとく」
p「あいよ」

 マールワは、カザフスタン、ウズベキスタン、シビルハン、ノガイの4ヶ国同盟に入り、ペルシアへの備えとした。一方マールワの東は、西と違い小国が乱立していて結ぶべき所が見出せなかったので、はじめから協議の対象とはならなかった。

同盟の状況

さ「あのー……」
p「何?まだ何かあるの?」
さ「うん、ウズベキスタンがペルシアに宣戦してって」
p「……仕方ねぇな」
さ「不機嫌な声で応答して即切りさせようか(ワラ」
p「いい加減その話はいいっちゅうの!参戦シル!」
さ「参戦したら結構激しい戦いになりそうだけど?」
p「ハラ決めて付き合うしかねぇ」
さ「あいよー」

1630年

 マールワは地力比べとも思えるペルシアとの戦争を終結させた。結果、ペルシアに2州を割譲させ、単独講和を果たした。

講和後の勢力

さ「同盟役に立った?」
p「役にたたねぇ!むしろマイナス!ウズベキスタン宣戦したくせに引きこもってるし、他の国もだんまり。まさにマールワとペルシアの力比べ!同盟いらねー!!」
さ「でも、2州割譲させたじゃん」
p「ぎりぎりだよ。これ以上はしんどい。たぶん、動員力ペルシアの方が上っぽい」
さ「じゃあ、もっとはやく講和すれば良かったじゃん」
p「国境線の凹凸が嫌だったんだよね。それにKALATには生産工場あるし」
さ「なるほど」
p「しかもペルシアとの国境はカブール以外すごく州供給少ないから、防衛線として貴重」
さ「それじゃ、防備強化してこれ以上西には行かないってこと?」
p「うん、なんとかするとしたらインド統一して、日本占領した後だね」
さ「ふむふむ」

1640年

さ「シビルハン国が対ロシア戦に参戦して欲しいってさ」
p「拒否」
さ「北の国とは手を切るって事?」
p「そう言う事。ウズベキスタン、結局3州くらいペルシアに取られて弱体化したし、クソの役にも立たん同盟なんぞいらん」
さ「同盟……結ぶ?」
p「ムスバネー」
さ「いまだったらベンガル外交で属国化できるかもよ?」
p「弱いんだから一戦して強制属国化したほうが早いわ」
さ「それじゃ孤立政策ね」
p「おう、裁判所立てなきゃいけないから無駄なことしてる金ないしな」
さ「あいさ」

1657年

さ「ねぇねぇ」
p「何?植民と探検で忙しいんだけど」
さ「大宮殿……立てない?」
p「500Dもかかるじゃないか!いま285Dしか持ってねぇっつうの」
さ「いいじゃん。年初に毎年300D入るんだしさ」
p「借金途中で返せないから利子がなぁ……」
さ「大宮殿建てて田舎のかあちゃんを見返してやろうぜ!」
p「どんなキャラ付けなんだよ、お前は」
さ「同窓会行って恩師の斉藤先生に会う時も鼻が高いよ?」
p「斉藤なんて先生知らんわ!」
さ「なんでも良いから建てるの!建ててくれなきゃこれ以上ないくらい豪華な家族旅行した後に足摺岬いくよ?」
p「お前は借金で首が回らなくなった町工場のオヤジか」
さ「と言うことで、建てよう」
p「何もまとまってないが……」
さ「聞こえないもん!」
p「……しゃあねぇ」

 マールワ国王は豪壮な大宮殿の建築を指示した。たった1つの州しか治めていなかった小国のマールワ、軍事的成功を積み重ね、いまや大国の地位を確立していた。インドの大国、世界でも有数の国になったことを内外に示す大宮殿の建造であった。

p「……おい、グラフィック何も変わらんぞ」
さ「(゚ε゚)キニシナイ!!」
p「気にしろよ!」
さ「大宮殿……うふふ」
p「………」

1675年

p「そろそろデリー取り込むかな」
さ「戦力的には楽勝だね。同盟も満州とかと結んでるし、邪魔も入らないしね」
p「うぃうぃ」
さ「でも名分ないよ?」
p「金贈れ」
さ「仲良くなるだけじゃん」
p「仲をちょっと良くして婚姻、んで王位の請求」
さ「なるほど、それで名分は立つね」
p「ついに念願のCoTを!!」
さ「あいさ」

 国家からの贈り物をデリーは喜んで受け取った。そしてマールワとの婚姻関係を成立させた。マールワのこの変節は物議を呼んだが、デリーは藁にすがるようにこの話を受けた。

p「よし、王位請求」
さ「まだ婚姻してから1ヶ月じゃん(ワラ」
p「善は急げじゃ!」
さ「見境がないとも言う」
p「というか、そうとしかいわんわな(ワラ」



さ「請求したら安定度3下がったよ」
p「宣戦したら婚姻と宗教でまたー2になるなぁ」
さ「いつ宣戦する?」
p「安定度1回復した所で宣戦しよう」

1676年

さ「貴族が勝手に国外勢力と同盟したってさ」
p「ふーん」
さ「中国への大義名分24ヶ月と安定度−2だって(ワラ」
p「……殺してやりてぇ」
さ「どうする?」
p「……これこそ好機!現時点の安定度−2。宣戦しても−3までしか下がらん!宣戦じゃこんちくしょう!」
さ「おぉ!ヤケクソだ!」
p「いくぞ〜!」

破れかぶれの図

1677年

 デリーの城は落ち、武力による併合が行われた。遂にマールワの宿願であったデリーの駆逐に成功した。

1690年

p「裁判官全都市に置いたし、めぼしい所の植民は済んだからベンガルでも攻めるか」
さ「そうだね。時間も残り少ないしね」
p「BBレート気にしてたらたぶんインド統一がやっとだね」
さ「うんうん。婚姻→王位請求→宣戦って流れ?」
p「うん、一応ね。安定度−3ってつらいけどなぁ」
さ「まぁしょうがないね」
p「王位請求して軍の用意できたら宣戦ね」
さ「あい」

1692年

 マールワはベンガルに宣戦布告し、ベンガル継承戦争を起こした。ベンガルとその属国のハイデラバード対マールワの構図になった。

関係図

1699年

 ハイデラバードを武力併合し、ベンガルから7州割譲させて戦争は終結した。ベンガル・ハイデラバード軍は数こそマールワを上回っていたが、技術力、資金量の差で圧倒された。

戦争後の地図

さ「生きててすいません」
p「何だ?急にどうした?」
さ「BBレートはね上がって我々は恥ずべき人間ですってなったから」
p「いまごろ謙虚ぶっても無駄だろ(ワラ」
さ「地図見るとベンガル2州残ってるけど?」
p「あのハゲ野郎完敗してんのに首都以外割譲要求だと絶対拒否するんだよ、もうあほかと」
さ「それで7州?」
p「うん、反乱祭りが深刻化してきたから、これ以上は無理ぽ」

さ「うひょー!」
p「ん?反乱鎮圧しなきゃいけないんだけど」
さ「オマーンと日本が宣戦布告してきますた!」
p「鬱陶しいわな」
さ「どうするの?」
p「金で解決しようと試みる」
さ「あいよ」

さ「あらら」
p「何?」
さ「なんだかイッパイ宣戦布告してきたよ」
p「あ〜?何カ国ぐらい?」
さ「10国くらい?」
p「数えるのも面倒なのか」
さ「うん、だいたい隣国は軒並み宣戦布告してきた」
p「面倒だから好きにさせてやれ」
さ「いいの?」
p「適当に応戦するけどね」

 正確には実に20の国々から宣戦布告されていた。

1701年

二月

さ「朝鮮がsantalを中国に割譲シル!って言ってきたよ」
p「何がやりたかったんだよ、あいつら(ワラ」
さ「どうするの?」
p「santalってインドの1番右端のとこでしょ?あそこってインドなの?」
さ「さぁ……」
p「もともとベンガルへこますために取っただけだからなぁ」
さ「もとはといえばアラカンの領地だもんねぇ」

八月

さ「オマーンがcolombo割譲しろってさ」
p「しない」
さ「しないって……」
p「せいぜい反乱軍に苦しむが良いさ」
さ「こっちも苦しむんだけど……」
p「俺らはまだ15国くらいと戦争してんだぞ?一国減ったくらいじゃ何にもならん」
さ「どうなるんだろう……」

1704年

 マールワは苦肉の策としてバルチスタンとアフガニスタンを属国として独立させた。それにより「恥ずべき〜」から「極めて悪い評判」にグレードダウンし、各国が相次いで和平交渉を申し込んできた。あるものは無償和平を、またあるものは50Dなど、マールワにとって悪い話ではなかったので次々と講和を結んでいった。
 しかし、ペルシアとオマーンだけは事情が違った。ペルシアはkushka、オマーンはcolmboをそれぞれ陥落させていたので、州を要求してきたのだ。
 ペルシアとオマーン2つの国を相手にするのは難しいので、ペルシアにはkushkaを割譲し講和した。残るオマーン戦は、落とされたcolomboを奪還した所で、オマーンが276Dを差し出してきたので、渡りに船とばかりに講和した。

戦争終結後の図

さ「いやー、長かったねぇ」
p「そうだねぇ。いつもの戦争とはまた違った味わいがございました」
さ「反乱率12分の1に変更してなかったらどうなってただろうね」
p「宗教スライダパッチ当ててなかったら、エンドレス戦争耐えられただろうけどね」
さ「あと100年で評判どこまで回復するかね?」
p「しなかったらこれでおしまいか?」
さ「うーん」
p「インド統一できないじゃん」
さ「どうもできそうにないねぇ」
p「BBレートいじるぞ、こんちくしょう」
さ「それはだめだろ」
p「……どうしようかなぁ」

マールワこの100年くらい

1600年の地図
1704年の地図
1704年の地図2

あ「えらい事になってるねぇ(ワラ」
p「うるさい」
あ「(´・ω・`)」

―植民―

あ「東南アジアにだいぶ植民したねぇ」
p「うん、王立港建てたり、政策変更したりしたから、結構良いペースでできたね。金も余裕あったし」
あ「東南アジアの空き地があと三つか」
p「うん、それ植民したらその後どうしようか」
あ「オーストラリアかシベリアかねぇ?」
p「探検家でれば行くかなぁ。遠いからメンドクサイなぁ」
あ「そうじゃねぇ。無駄にコスト高いしの」

―技術力―

あ「いまのレベルはどんな感じ?」
p「陸軍28海軍17貿易4インフラ5、って感じだね」
あ「陸軍はほとんどラテングループと変わらんのじゃね」
p「月の収入180Dくらいあるから東欧の小国には負けないわな」
あ「いつのまにか隣国ボーナスなくなったの」
p「あー!!いつのまにか工場2つくらいなくなってる!!」
あ「戦争で焼けたのかのぅ?まだ6個あるのか(ワラ」
p「イベントで4個くらい立ったかなぁ。後は割譲させたところについてたり……建てたの美術学校だけだからな」
あ「まぁ、工場全部なくなったわけじゃないんだから良いじゃないの」
p「まあなぁ」

―地域情勢―

p「インド統一できるかなぁ」
あ「つらいものがあるのぅ」
p「だいたい小国乱立しすぎなんじゃ(゚Д゚)ゴルァ!!」
あ「オマケに全然潰し合わないしの」
p「終わり際に潰していけば統一した形にはなりそうだけどなぁ」
あ「だが、それでは興がなさすぎる、ってか?」
p「しかし、恥ずべき〜〜であんなになるとは思わなかったよ」
あ「世界中忌み嫌われたら戦争吹っかけられるのかと思ってたからのう」
p「いま確認したらBBレート31だったよ」
あ「そりゃ高いなぁ」
p「君主の外交能力6くらいだとして月に0.0125ずつ減少だとよ」
あ「1減るのにだいたい6年と半年か」
p「こっちから宣戦してインド統一する場合最低でもBBレート25上がるっぽい」
あ「25減るのは166年後だよ、計算の結果」
p「どないせい言う……」
あ「外交併合なら6で済むよ」
p「……無理っぽいけどな」


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